July 6, 2015

スペイン研修 ~マドリッド( Restaurante Botin)編~

こんにちは。ラ ガジェガ店長の三嶋です。

5月の頭からガジェガに異動となり、この店で働いております。ご家族、カップル、女子会、仕事帰り、ご旅行の方、地元の方も外国の方も、この三条京阪には沢山の人達が集まり、それぞれの特別な時間を楽しんで行かれます。「今日の夕食」は一回しかありませんし、胃袋にも限りがあります。(笑) その一回にラ ガジェガをお選び頂ける事は嬉しい事だなとつくづく思います。


スペインの味、空気感を皆様にお届けするのが私たちスペイン料理人の仕事。
現地の空気、フィーリングをたまに充電しておくことは私にとって店の行先を定める為の大切な時間になっています。今回、異動する前に一週間の時間を頂き、スペインのマドリッドへ研修に行ってまいりましたので、遅ればせながらちょこちょこ記事にしたいと思います。どうぞ、お付き合いくださいませ。


マドリッドの名店「Restaurante Botin」、やはりこのお店から始めたいと思います。

1725年創業、世界最古のレストランとしてギネスブックに認定されているお店。3フロアに分かれた客室はレトロで年代を感じる。それぞれのフロアが別の顔をしているというか雰囲気が全然違っていて、今度は違うところに座ってみたいと思いました。クロスの敷かれた店内はピシッとして気持ちが良かったです。


カマレロ(サービスマン)の手さばきや振る舞い、そしてお客様との「距離感」の取り方や縮め方を感じる事が出来た今回の旅の始まりの店。


キッチン内はとても忙しくフル回転で、横から焼いている所を見せてもらいました。コシネロ(料理人)は優しく、質問にも全部答えてくれました。感謝、感謝。



こちらでは美味しいと評判の二品を


ソパ・デ・アホ(ニンニクのスープ)
ニンニクの香りは香ばしく優しい。鶏ガラやハモンの香りがしっかり感じられるスープを吸いこんだパンを食べるという感覚の料理。


コチニージョ(子豚の丸焼き)。これは食べておかないと。
前日から下味を付けた子豚をジャガイモと一緒にじっくりロースト。お店の石釜は創業時から同じものを使っているのだそうです。


本当に美味しい。そして贅沢な時間です。

昔のこの辺りを勝手に想像してみたり、300年近く前を生きた人と同じ物を食べている事にロマンを感じてみたり。(笑)

マドリッドでの最初のレストランに選んで良かったです。また行きたいお店です。


下記、研修レポート続いております。



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スペイン食堂 La Gallega(ラ ガジェガ)
http://www.la-gallega.jp/



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