スペインのマドリッドへ研修のご報告です。前回より続いております。
今回は MERCADO (市場)編。
料理に携わる人達、食事が好きな人達が「新しい味と出会う事」はとてもエキサイティングな瞬間だと思います。大袈裟かな?(笑)
「町」はそれぞれの地形、気候条件、風習などで食べるものが違っていて、市場ってその土地の食文化の地図が描かれている様に思うんです。だから訪れた場所ではいつも市場に行きます。
MERCADO(メルカド)と呼ばれる市場は街のあちこちに有ります。大きな中央市場もあれば小さな地域に根差したものもあり、それぞれが住民の食を支えています。大都会マドリッドも沢山の市場があり、今回行った市場の中には沢山のバルもあったので食材だけじゃなくて気軽につまめるタパスもついつい頂いてしまいました。
MERCADO SAN ANTON
サン・アントン市場
マドリッドシティーのど真ん中Sol駅から北へ地下鉄で2駅程行った所にある市場です。
とても新しい建物で、1階には「野菜」「魚」「肉」「豆」「タパス(惣菜)」屋さんが所狭しと並んでいて2階には色んなタパスが食べられるバルがズラーッと並んでありました。
入ってすぐ目を引くのは色鮮やかな八百屋さん。
色んな種類のトマト。心躍ります。
そしてどの町の市場でもですが、その陳列術にはいつも感心させられます。本当にスペイン人はセンスがいい。トマト2種類とドライフルーツを購入しました。
そして揚げ物屋さん。コロッケだけでもこんなに種類がある。(これでも一部)
タパスは本当に種類がいっぱいで、見ていてお腹が減る。(笑) 当然だけど、「組み合わせて美味しい物」のアイデアのベースが日本人とは違っていて面白い。
昼食の後に来たのに市場を一周すると食べたくなってつい注文しました。頂いたのはカニカマサラダとサーモンマリネのモンタディート(パンタパス)。ご馳走様でした。(笑)
「スペイン料理」を食べるという感覚ではなく、「その土地の食事」を頂くという感覚で見るマドリッドの市場。大変面白くて、勉強になりました。
(近日、まだまだ続きます。乞うご期待!!)
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スペイン食堂 La Gallega(ラ ガジェガ)
http://www.la-gallega.jp/