November 4, 2014

スペインへ「ワイン」と「食」と「友人」と ~7つの街めぐり~





Hola!(オラ!)こんにちは。スペインレストラン ラマーサの店長三嶋です。


私、9月の16日から25日の10日間、会社の先輩方と一緒にスペインへ行ってきました。

自身3度目の渡西になりますが、今回はブドウの収穫時期に行けるという事で各地のワイナリーを中心に、それぞれの土地の料理を見て、食べて、そして沢山のシェフ達に料理を教えて頂きました。

訪れた街は バルセロナ→ぺネデス(カタルーニャ)→サンセバスチャン(バスク)→ゲタリア(バスク)→イエクラ(ムルシア)→チンチージャ(ラマンチャ)→マドリッドの大きく分けて7つです。

どの土地のワイナリーもベンディミア(収穫)の真っ最中!とても忙しそうで、皆さんフル稼働で働かれていました。


ワイナリーの敷地内に入ると、プーンと葡萄の発酵した香りが辺りを包みこんでいました。その香りは僕達がいつも口にする時に感じる柔らかな香りとは全然違う、もっと刺激のある荒々しい物でした。ここから沢山の工程と年月を経てやっと「ワイン」として生まれ変わる。そう思うと普段飲むワインにも人の努力とロマンを感じます。

活字で知っていたワイン作りの作業工程が「人がする仕事」としての理解に変わりましたね。

訪れた土地それぞれのご自慢のワイン達、スパークリングワイン、微発泡ワイン、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン。ブドウ品種も土地も気候も作り方のこだわりも様々でそれぞれに個性があり、どれも皆素晴らしいワインでした。


そして面白いのは「その土地のワイン」は「その土地の料理」にとても相性が良い。

皆さんも是非、ご旅行等でスペインへ行かれる機会がございましたら、食事とご一緒に各地の地ワインを楽しまれてはいかがでしょうか。僕がそうであるようにスペインをもう一歩近く感じられるかもしれませんね。

「食事」これは何といっても一番の楽しみです。海沿いでは新鮮なお魚を、内陸では大切に育てられた様々な種類のお肉、それらを各地で洗練されてきた調理法で頂く事は贅沢の極みです。

生ハム、チーズ、タパス、アヒージョ、焼き野菜、魚介、肉、パエリア、デザートとたくさん食べましたが、新発見の連続でしたね。

もっともっと食べたい!胃袋が取り換え式だったらなぁ・・・なんて何度も思いました。



そして2年ぶりに再会できた友人のクリスティアンや、アンへレをはじめ快く料理を教えてくれたチョミン、カルロス各シェフやワイナリーのすべての方々に感謝です。

一緒に皿を洗いながら、「料理で一番大切なことは清潔さなんだ、忘れてはいけないよ」と言っていたカルロスシェフの言葉は僕を初心に返してくれる大切な言葉です。

旅を経て、スペインには大事な物がたくさんあるので、胃袋も脳ミソもできる限りカラッポで行きたいですね。そしてこの楽しい経験が日々に活かせるなんて、つくづくいい仕事してるなあと感じています。お客様にも喜んで頂けるように見てきたもの全てをアウトプットしていきます。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


ラマーサの店長三嶋
スペイン海鮮料理 LA MASA(ラ マーサ)
http://www.lamasa.jp/




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