園芸家の柳生真吾さんが5月2日にお亡くなりになられました。
私の大切な友人で、兄貴のような存在でした。
2011年震災のあった年、『何か自分たちでしかできない事で、皆を勇気づけたいんだ。手伝ってくれない』と電話がありました。
いろいろ話を重ねているうちに、真吾サンらしいアイデアである、被災地に黄色いスイセンを咲かせるプロジェクトが始まりました。黄色い水仙を植えるプロジェクト。
そしてそのプロジェクトを応援する為にうまれたのが黄色いパエリアバスでした。
パエリアバスの話を真吾サンにすると、凄く熱く、『沢山の人が元気になるよね』『すごい!1メートルのパエリア!!仕事が大変かもしれないけど、「みんなで一つの鍋を・・・」というのがとてもいいですね。 やってみたいね』
夢と希望を沢山の人と分かち合う為に沢山の問題を一つ一つクリアーにして頂きました。
『みんなで花壇を耕してスイセンの球根を植える。それが終わったら汗を拭いておいしいものを笑顔で食べる。配給みたいな炊き出しよりもっと進んだ喜びのある支援。』
真吾サン流のハートの支援だった。
真吾サンとやり取りしたメールを見ていると、『またキヨさん、今から大好きなパエリア食べに行くから』と電話がかかってきそうな気がします。
夢と希望の為に語り合った時間、一緒に分かち合った時間を本当にありがとう。
自然が大好きで 本当に熱いハートをもった最高の兄貴でした。
八ヶ岳の大空からきっと大自然の四季をみつめているんだろうな。。
本当にありがとうございました。
2015年5月10日
木下 清孝